--------(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012-02-01(Wed)

お疲れ様。

第1364回 「好きなお茶漬けの具材は?」

鮭フレーク・野沢菜・梅 あとなんだろ。

自分の好きな物把握してるのって結構大変ですよね。千吏です。

この間、大雪の中 家を飛び出しゴムサンダルで市外へ行きました。
ぼくだけかもしれませんが、吹雪いてる所より
海側の雨風が吹いてるビル風の方が身が切れる思いをしました。
海も近くて吹雪まくってて突風凄い東北はどんだけ寒いんだろ。

ゴムサンでこの真冬に電車乗ったり雪道歩いちゃうぼくじゃ
すぐ危ない事になりそうだ。 恐ろしい。





お疲れ様 僕。こっから先は一歩進んだぼくの日記。随分前にも書いた日記。

人様に見せられるものじゃないけど
いつかぼくの記憶がなくなっちゃった時にでも思い出せる様に書いておく。




ずっとずっと心に引っかかったまんま
ずっと何年も前から怖くて聞けなかったまんま。

ぼくの双子の弟のなまえ。

中学だっけか。高校だっけか。爺ちゃんの何回忌だっけ。
もう記憶があやふやだけど、お寺で法事の前に父親からポロリと聞いた。

「お前の弟だよ~」

正直、急に弟だと言われても へぇ。としか言い様がなかったわけで。
冷たいね~、弟なのに~。とつぶやいてたけど、そうなんだとしか思えなかった。


沢山の小さな骨壷が並ぶ後ろで、母から名前を聞いたけど思い出せない仏像の静かな微笑みが
産まれて直ぐに亡くなった名前も知らない子供達の寂しさを紛らわせていた気がした。
その一場面しか思い出せないくらい随分昔の話。

父親はそれっきり弟の話はした事ない。ぼくの少ない記憶の中でだけど。
母親は時々茶化す様に話をする。

相棒、もう一人の子。 

そう言われる度に何とも言えない気まずい雰囲気が、ぼくと母を包む。
そんな空気が嫌で気になってたけどずっと避けてた。
母もそんな空気を作っといて名前は話してこなかった。

でも去年の震災以降、もしもがあった時
聞かないで一生後悔するのかなと思ったら、物凄く聞かなきゃって気になった。

聞かなきゃ聞かなきゃ今直ぐほら直ぐ決心が鈍る前に。地震がくるまえに。

で、聞けないまんま一年過ぎようとしてた。

この間実家に帰って母と珍しく二人きりになって
他愛のない会話をしながら心の中で、めっちゃ目がぐるぐる回ってるぼくがいた。
きっとそのぼくから出るオーラみたいな雰囲気を母が察知したのか

祖父の墓にもう一人の子も入れさせて貰ったんだけど、今度墓参りに行かないとね。

とぽつりと言われた。


ほら今だ!聞かなきゃこの先きっと一生きけねーぞ!

そう心の中の自分が叫んだ声で背中を押された様な。
きっと上ずってたかもしんない声で、


そういえば名前なんていうの? 


唐突過ぎた。もっと色々言ってからさりげなく聞くんだった。
ストレート過ぎたのか、母が暫く黙った。


やばい。変な空気が流れてる。
超気まずい上に金縛りにあったみたいに動けない。

一つ深呼吸する音が聞こえてからぼくは初めて弟の名前を知った。



遊と書いて、ゆう。



そっか。としか言えなかった。
でもこのたった3文字言うだけでも凄く色々考えた返事だった。

今思えば、母親の腹ん中で遊びすぎて迷子になって
神様んとこまで行ってんじゃねーよ(笑)なんて言えたかもしんない。
あー、やっぱ言えない(苦笑)


ぼくはやっぱり遊が羨ましい。
大きな災害が襲ってくる恐怖も、
好きだと想っている大切なものを失う悲しさも
人を憎む事もなく、純真無垢な心のまま…。


遊はぼくが羨ましいだろ。
好きな人達と好きなだけ会話する楽しさも
花鳥風月・雪月風花 その一瞬一瞬に感動する嬉しさも
人を愛する事もなく 死んだのだから。



大事な思い出だからこそ、脳という引き出しに仕舞い込んで出てこない。
時折赤い眼をした悪魔が良い思い出だけを食べていく。

208.jpg

思い出のあしあと 記憶の断片。
スポンサーサイト

comment form

管理者にだけメッセージを送る

comment

プロフィール

千吏

Author:千吏
絵描いたり、蝶追っ掛けたり
TVに話しかけたり、妄想癖で
せかおわが大好きな千吏のぼろぐ。

只今 していたネトゲ全て休止中。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。